リミテッドで強いカードを引いたけれど、メインの2色とは違う色だった――そんなときに検討するのが「タッチ(スプラッシュ)」です。3色目のソースを少しだけ入れて、その1〜2枚のカードを使えるようにします。
では、タッチする色のソースは何枚入れればいいのでしょうか。増やすほどタッチしたカードは唱えやすくなりますが、そのぶんメインの色の土地が減ります。この兼ね合いを数字で確かめます。
計算の条件
当サイトの計算機(マナ勘定(リミテッド))と同じ計算エンジンで、次のデッキを例に計算しました。
- 40枚・土地17枚(土地は平地・島・山の基本土地だけ)
- メインの色の呪文:{1}{W} を2ターン目、{2}{U} を3ターン目、{2}{W}{U} を4ターン目
- タッチする呪文:{3}{R}(赤)を5ターン目
- 先手・マリガンあり・ドロー呪文などは考えない・10万回のシミュレーション
- 赤のソースを増やすときは、平地と島を今の比率で減らす(土地の合計は17枚のまま)
赤のソースの枚数ごとの確率
「唱えられる確率」は、そのターンに実際に唱えられる確率です。「全体」は4つの呪文の平均です。
| 赤のソース | 土地(平地/島/山) | タッチ呪文 {3}{R} | メインの色の呪文 | 全体 |
|---|---|---|---|---|
| 1枚 | 8/8/1 | 25.9% | 82.4% | 68.3% |
| 2枚 | 8/7/2 | 44.9% | 80.8% | 71.8% |
| 3枚 | 7/7/3 | 58.3% | 78.8% | 73.6% |
| 4枚 | 7/6/4 | 67.6% | 76.3% | 74.2% |
| 5枚 | 6/6/5 | 74.2% | 73.5% | 73.7% |
赤のソースが1枚だけだと、タッチしたカードを5ターン目に唱えられるのは4回に1回ほどです。1枚増やすごとにタッチ呪文の確率は大きく上がり、メインの色の呪文の確率は1.5〜3ポイントずつ下がっていきます。この例では、全体で見ると 3〜4枚 がちょうどよいところです。
タッチした呪文を遅いターンに使う場合
タッチするカードは、重いカードや、急いで唱えなくてもよいカードであることが多いです。同じデッキで、{3}{R} を7ターン目に唱えられればよいとすると、次のようになります。
| 赤のソース | タッチ呪文 {3}{R}(7ターン目) | メインの色の呪文 | 全体 |
|---|---|---|---|
| 1枚 | 32.5% | 82.4% | 70.0% |
| 2枚 | 55.0% | 80.8% | 74.3% |
| 3枚 | 69.9% | 78.8% | 76.5% |
| 4枚 | 79.5% | 76.3% | 77.1% |
| 5枚 | 85.8% | 73.5% | 76.6% |
ターンに余裕があるほど、同じソースの枚数でもタッチ呪文の確率は上がります。
どう考えればいいか
- タッチする色のソースは、3枚を基本に、タッチするカードが特に強いなら4枚 を目安にすると、メインの色をあまり崩さずに済みます
- 1〜2枚では、タッチしたカードが手札で腐る回数がかなり多くなります
- 2色土地や、好きな色の土地を探せるカードがあれば、メインの色を減らさずにタッチの色のソースを増やせます。計算機では、タッチする色を出せる特殊土地もソースとして数えます
- 上の「全体」は、4つの呪文をすべて同じ重さで平均しています。タッチするカードが勝敗を大きく左右するなら、表の「タッチ呪文」の列を重く見てください
自分のデッキで確かめたいときは、マナ勘定のリミテッドの画面の「タッチする色のソースの目安」で、タッチする色を選ぶと、ソースの枚数ごとの確率が表で出ます。